ドゥラモット ~ シャンパーニュの「超」優等生。価格も手ごろで、ここからスタートしてシャンパーニュの旅に出るのも楽しい
名称(和文) | ドゥラモット ブリュット |
名称(欧文) | Delamotte Brut |
生産年 | NV |
生産者 | ドゥラモット / Delamotte |
生産国 | フランス |
生産地域 | シャンパーニュ地方 ル・メニル・シュル・オジェ村(コート・デ・ブラン地区) |
タイプ | 発泡 白 辛口 |
ブドウ品種 | シャルドネ 50%、ピノ・ノワール 30%、ピノ・ムニエ 20% |
原産地呼称等 | AOC Champagne |
アルコール度数 | 12% |
輸入業者 | 株式会社ラック・コーポレーション |
飲んだ日 | 2022年 9月 3日 |
飲んだ場所 | 自宅 |
購入場所 | アマゾン(株式会社愛宕小西) |
購入価格 | 4,364円 (税込 4,800円) |
合わせた料理 | ルベントー、RF1の総菜 |
印象を一言で | シャンパーニュの「超」優等生。価格も手ごろで、ここからスタートしてシャンパーニュの旅に出るのも楽しい。 |
評価(リピートは?) ☆は1~5つまで(5が最高) |
☆☆☆☆ |
【詳細】
色はペールイエローから明るい黄金色です。
泡は非常にきめ細かく、そして綺麗な泡が豊富に出てきますし、クリームのような泡の層がグラスの上にしばらくとどまります。
香りは干しぶどう、トースト、青リンゴなど。穏やかで心地よい香りです。
味は、ふくよかです。綿菓子のようにやわらかい、あくまで優しい味わい。トロピカルな果実の味わいもしてきます。味わっているときのトースト香とのコンビネーションが抜群です。酸味のバランスもほどよく、やわらかい印象です。
料理との相性ですが、まずイチジクとハムのサラダ~フランボワーズドレッシングから。ワインにコクが出てきた感じがします。子どもの頃、庭でとれるイチジクをよく取って食べていましたが、その懐かしい味わいにそっと寄り添います。バゲットにタラマをつけていただきましたが、こちらも生クリームのおかげか、とっても相性が良いです。特にバゲットの皮の部分のトースト香りもこのワインとよく合います。
このワインを語る場合によく引き合いに出される「サロン」と比較すれば、より味わいがはっきりとしている印象があります。おそらくピノやムニエのおかげでしょう。人によっては「サロン」よりこちらが好きとおっしゃる方もいらっしゃると思いますし、もの凄い価格差を考えると、我々もこちらにこんごともお世話になりたいと思います。
「サロン」の姉妹メゾンという表現もよく見かけます。その観点からドゥラモットをサロンの妹という人もいますが、両方の代表取締役であるディディエ・ドゥポン氏は「私から見れば“サロンの姉”。なぜなら、ドゥラモットのほうがメゾンの歴史は長いのですから(笑)。加えて、ドゥラモットには、コート・デ・ブランらしいしなやかなミネラルと酸の美しさがよりやわらかに表現されています。優し気なニュアンスも“姉”らしいといえるでしょう(The New York Times Style Magazine: Japan Sep. 26, 2017) 」と語っています。
ちなみにソムリエ、佐藤陽一さんのレストラン「マクシヴァン」ではこのワインが最初に供されます。
また、田崎真也さんの「田崎真也のシャンパン・ブック」に登場するシャンパンのマトリクスでは、ちょうどすべての中心にくるワインでもあります。そういう意味では、このワインからスタートしてシャンパーニュの味わいを比較してみるのも良いのかもしれません。
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