リュヌ・ダルジャン ~ リッチで旨みのあるボルドーの「ツンデレ」白。クールでそっけない外見の印象だったけど、中身は「デレデレ」だった!?

酸味が強く、マンゴー、黄桃などの甘いフルーツの味わいが比較的リッチです。糖度の高さも感じさせられます。ビオニエ的な印象を与えてくれます。セミヨン主体なのでしょう。ソーヴィニヨン・ブラン的な味わいとは異なる方向性です。
菊鹿シャルドネ樽熟成 ~ 贅沢な樽香と果実味の豊かなワイン。我々にとっては奇跡の体験を思い出す貴重なワイン

この日、豚しゃぶに合わせてみました。島根県浜田市で生産されるケンボローの豚の甘い脂の部分がワインで見事に中和され実に美味になります。このワインのおかげでしゃぶしゃぶも上品な甘みさえ感じるほどに。すばらしい相性でした。
アルファゼータ ”C” シャルドネ ~ 外見は巻き髪のお嬢さんなのに、中身はボーイッシュ!香りと味わいのギャップを楽しめるワイン

全体にやわらかい蜜の香り。そして、白い香りは白い花とほどよい樽香。しばらく置くと、このワインの魅力として謳われているメロンの香りがしてきます。少しだけペトロール香も。
ソーヴィニヨン・ブラン・アティテュード ~ カジュアルなアティテュード(心構え)で向かい合える成熟した味わいのワイン。君と出会って十数年、こんなにも大人になったのだね!

このワインとの最初の出会いは確かエノテカのワイン頒布会だったと記憶しています。もう20年くらい前の事ですが、その当時はもっとソーヴィニヨンブランの青リンゴ系の香りを前面に出していた印象があります。その後、7年前に飲んだ時にはそれが抑え ...
グラン・トロヤ・カバ・ブリュット ~ 地方で素直にまっすぐ育った無垢な少年を思わせる。すっきりとジュース代わりにガバガバ飲みたいカバ

味は、とてもシンプル。複雑さはほとんどありません。ゴクゴクと飲めるようなさわやかさです。昨今は1000円という値段からすれば、もう少しボディがあっても良いようにも思います。が、昼飲みなどの泡としては良い選択かもしれません。
シュタインゲヴァン リースリング トロッケン 2019 ヘース ~ 香りはとっつきにくいオッサンなのに、味わいはピチピチ系!そのギャップに驚く

味わってみると、香りの印象とは全く違い、まずレモンやグレープフルーツ、トロピカルな味わいに驚きます。杏仁豆腐など、味わいから感じるものは様々。豊かな味わいです。ミネラル感もあり、やや微炭酸も感じます。
ルッパーツベルガー シュナン・ブラン ヨハニターグート ~ 珍しいだけでなく旨みを感じるドイツのシュナン・ブラン。様々な料理と好相性!

味わってみると、まず強い酸味を感じます。ただ、リースリングなどの酸味とは違い、桃のようなやや甘さも感じる酸味です。飲み込んだあとにも、ふくよかさやわずかな甘みを感じます。アカシアの蜂蜜のような味わいも。
ヤコブス リースリング トロッケン ~ 酸味の強さに冷涼なドイツの気候が脳裏に浮かぶ。厳しさに耐える男を思わせるリースリング

色は濃い麦わらのゴールド。そしてディスクは厚くなっています。
香りは貴腐のような干しぶどうの香り。アプリコットやパイナップル。そして、ジャスミンの香り。樽香も。
山梨ぶらん ~ ぐいぐい飲めるフルーティーなデイリーワイン。しかも山梨大学のお墨付き!山梨名物の鳥のもつ煮やほうとうにもどうぞ!

山梨大学とフジッコワイナリーが共同で作ったワインです。山梨大学のホームページによれば、「ワインタンパク質とポリフェノールの相互作用による混濁除去方法およびワイン成分の変化に関する研究の成果を製品化しました」という説明でした。
菊鹿シャルドネ ~ 一世を風靡した熊本のシャルドネ。杏の丘でできたシャルドネはやっぱり杏の香りが!

香りは圧倒的な樽香。少々つけすぎかも。しばらく置くと、アプリコットなどの香りがしてきます。実は菊鹿はもともと杏やメロンの生産地でした。その香りがするのはテロワールなのでしょうか……。