アレアティコ ~ バラの香りに包まれてみたいあなたには、まさにこのワインを!イタリアの上品な甘口ワイン

2022年5月30日



名称(和文) アレアティコ
名称(欧文) ALEATICO
生産年 2017年
生産者 ファットリーア・アルドブランデスカ / FATTORIA ALDOBRANDESCA
生産国 イタリア
生産地域 トスカーナ ボルゲリエリア
タイプ 赤 甘口
ブドウ品種 アレアティコ 100%
アルコール度数 11.5%
輸入業者 エノテカ
飲んだ日 2022年2月14日
飲んだ場所 自宅
購入場所 エノテカ
購入価格 3,850円(税込)~500ml
合わせた料理 ケーキ
印象を一言で バラの香りに包まれる、素敵な甘口ワイン!
評価(リピートは?)
☆は1~5つまで(5が最高)
☆☆☆☆☆

【詳細】

はやや紫がかったガーネット。シラーまではいきませんが、メルローの色に近く感じます。

香りは、最初にコルクの香りをかいでみたら、まるでミントのような芳香がしました。グラスに注いでみると、かぐわしい、独特の香りがします。最初にミントと言いましたが、ザクロ、ダークチェリー、干しイチジク、スミレ、麦わらの香りもわずかにします。言葉は悪いかもしれませんが、セメダインやファンタグレープの香りにも似ています。

時間を置くと、バラやスミレの香りが際立ってきます。これは最後まで基調として感じられる香りでした。そうそう、我々の世代だと、1970年代にロッテがバラの香りのガム「イブ」を販売していたことをご記憶の方もいらっしゃるでしょう。それに良く似た良い香りです。

甘いワインですが、この香りがとても特徴的なので、甘さよりも、むしろ香りを楽しめるワインです。

はダークチェリーの味わい。相当な甘さがあるはずですが、いやらしさがなく、くだもの由来の甘さを自然に感じます。ワイルドさもなく、むしろ「高貴な味わい」と言っても良いと思います。

チューインガムをたとえに出すなんて失礼だったかもしれません。でも、これは「うまい」デザートワインです。定番としても良い素敵なワインです。

料理との相性については、この日、FOUNDRYのケーキに合わせました。ケーキの後口に含むと、もう、まるで水のような抜群の相性。

一言で言えば、バラの香りに包まれる、素敵な甘口ワインです。